海外風マタニティフォトは、自然光やロケーションを活かしてナチュラルかつスタイリッシュに仕上げられるのが特徴です。
無機質なスタジオ撮影とは一味違い、まるで映画やファッション雑誌のワンシーンのような特別感があり、自然体の中にも強さやしなやかさが感じられる写真が人気です。こうした“ドラマチックな一枚”を撮影するためには、衣装や小物、ロケーションと並んで、ヘアメイクも欠かせないポイントとなります。
この記事では、海外風マタニティフォトを素敵に仕上げるための衣装・ヘアメイク・小物のポイント、撮影時の雰囲気づくりまでを解説しています。「大人っぽく仕上げたい」「雑誌のような存在感を出したい」という人も、ぜひ参考になさってください。
海外風マタニティフォトの特徴
海外風マタニティフォトは、ロケーション撮影が大きな特徴です。公園や海辺、緑豊かな自然の中など、開放感のある場所を選ぶことで、映画のワンシーンのような仕上がりになります。
衣装は、ロングドレスやカジュアルドレスが定番です。風になびく素材を選ぶと、屋外ならではのドラマチックな印象を与えます。カジュアルに撮りたい場合は、デニムやシャツなどラフなコーディネートもおすすめです。はっきりとした色味や柄物を取り入れると、より海外風の雰囲気に近づきます。モノトーンの衣装の場合、花柄の入ったものや、ジャケットや小物などに光沢感のある素材を取り入れてバランスをとってみましょう。
たとえばSNS映えを意識する場合、青空や夕焼けの時間帯を狙った逆光ショットも効果的です。
2回目以降の妊娠で家族写真を希望する場合は、お子さまと一緒に遊んだり、抱きしめたりする自然な姿を撮影することで、海外風トレンドを取り入れた一枚に仕上がります。その際は、リンクコーデを取り入れたり、被写体全員のテイストを揃え、色味のバランスを調整すると、よりおしゃれな雰囲気に仕上がります。
海外風マタニティフォトは、自然な動きから生まれる瞬間や、楽しそうな笑顔を写すことが多いです。また、ご夫婦でお腹に手を当ててハートマークをつくったり、エコー写真やガーランドを持ったショットも定番なので、ぜひ取り入れてみてください。
以下の記事では、家族や夫婦と一緒に残す記念撮影の方法を解説しています。
→ 関連記事:マタニティフォトで思い出を残そう!家族や夫婦の記念撮影方法
海外風マタニティフォトは衣装・ヘアメイク・小物で演出
海外風スタイルは、存在感のあるシルエットや素材そのもののコントラストを活かしたコーディネートがおすすめです。
衣装は、風になびくロングドレスや、リネン・サテン・オーガンジーなど質感のある素材を選んでみましょう。さらに、淡いトーンよりも、白×黒・ベージュ×ゴールド・ネイビーなど、引き締め色を使うと大人っぽく仕上がります。
小物は、帽子・ストール・メタルアクセサリーなどを加えると、シンプルな構図にも立体感が生まれます。
屋外撮影では、風や太陽光を受けて動きが出る素材を意識しましょう。
特に順番の決まりはありませんが、「衣装」「ヘアメイク」「小物」の順番で選んでいくとバランスが取りやすいのでおすすめです。この記事でも、同じ順番でそれぞれの選び方やポイントをご紹介していきます。
以下の記事では、海外風を含むトレンドのマタニティフォトの衣装&小物アイデアをご紹介しています。
→ 関連記事:トレンドを取り入れたマタニティフォトの衣装&小物アイデア
海外風マタニティフォト|おすすめの衣装一例
海外風マタニティフォトの印象を最も左右するのが衣装選びです。自然素材や光沢素材を上手に使うことで、「開放感」と「洗練された大人の魅力」を兼ね備えた、海外映画のような立体感と存在感を引き出せます。
たとえば、リネンやコットンといったナチュラル素材は、屋外ロケーションで風を受けて揺れるドレープが美しく映えます。反対に、サテンやシルク風の光沢素材なら、陰影を生かして立体感と高級感を演出することが可能です。
さらに、白×黒やベージュ×ゴールド、ネイビーなど引き締めカラーを選ぶことで現代的で洗練された印象になります。シルエットは、ロングドレスやマーメイドラインなど、妊婦さんのお腹のラインをきれいに見せつつ、動きやすさも考えたデザインがおすすめです。
| 素材/カラー/シルエット | 印象・効果 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| リネン・コットンなどナチュラル素材 | 自然体・ナチュラルな雰囲気 | 屋外ロケーションや風がある場所と相性抜群。 |
| サテン・シルク風・光沢素材 | 高級感・立体感・ドラマチックな印象 | 光と影のコントラストを活かせる衣装として特におすすめ。 |
| 白×黒・ベージュ×ゴールド・ネイビーなど引き締めカラー | モダン・洗練・大人っぽさ | モノクロ/スタイリッシュ撮影におすすめ |
| ロングドレス・セミフィットドレス(風になびく裾) | お腹のラインを魅せつつ動きを表現 | 海・草原・夕暮れなど“解放感あるロケーション”で映えるショットに。 |
| タイトライン/ボディコンシャススタイル | 肌の露出や体のラインを活かした造形的デザイン | 体調や安心感を考慮しながら、適度なフィット感を選ぶのがポイント。 |
体型や撮影場所にあわせて素材・カラー・シルエットを意識すれば、海外誌のワンシーンのようなおしゃれなマタニティフォトが撮れます。
海外風マタニティフォトのヘアメイク方法とポイント
海外風スタイルでは、顔立ちを立体的に見せるメイクと、動きのあるヘアスタイルがポイントで、自然体でありながらもどこか品格を感じる仕上がりが特徴です。
光と影のコントラストを意識し、肌の質感や表情の奥行きを表現することで、写真全体にメリハリが生まれます。
特に、海外風のマタニティフォトでは、“陰影メイク”と“ボリュームヘア”をバランスよく取り入れることが重要です。
派手に見せず、ナチュラルな中に「強さ」や「洗練さ」を表現することで、より印象的な一枚に仕上がります。
近年人気を集めている韓国風が“柔らかさと透明感”を大切にしているのに対し、海外風は“立体感と陰影の美しさ”を際立たせるのが魅力です。
以下の記事では、韓国風マタニティフォトのヘアメイクについて解説しています。
→ 関連記事:上品&透明感が魅力|韓国風マタニティフォトの衣装・ヘアメイク・小物
メイクの特徴とコツ
海外風メイクは、ナチュラルベースに立体感と深みをプラスするメイクが基本です。
韓国風の“透明感”とは対照的に、陰影を活かしたシェーディングやハイライトを丁寧に入れることで、骨格の美しさを際立たせます。
ベースメイク
ベースはマット寄りのセミツヤ肌が理想です。
厚塗りを避け、自然な立体感が出るように仕上げましょう。
シェーディングはフェイスラインと鼻筋に軽く入れ、ハイライトは頬骨とあご先に乗せることで、ライトが当たると顔に陰影が生まれ、海外映画のような立体的な印象になります。
アイメイク
目もとはブラウン・ゴールド・モーブ系で陰影を強調してみましょう。
アイラインはくっきり引き、まつげは根元からしっかりカールさせて、目もとの力強さを出します。スモーキーなグラデーションを意識すると、奥行きと大人の色気が生まれます。
チーク・リップ
チークはヌードベージュやテラコッタなど、落ち着いたカラーを使用すると、海外風の雰囲気に近づきます。
リップは輪郭をやや際立たせ、質感はマットやサテン系で統一しましょう。血色を抑えたヌーディーカラーを選ぶと、より海外風の洗練された雰囲気が演出できます。
海外風ヘアのポイント
海外風ヘアは「ボリューム感」と「動き」が命です。
あえてラフに仕上げた無造作感の中にも、エレガントさを残すことがポイントです。この記事では、スタジオでも屋外でも映える3つの定番スタイルを紹介します。
定番スタイル①:ルーズウェーブ×ハイポニー
ゆるやかなウェーブを全体にかけ、トップを高めの位置で結んだポニーテールスタイルは、顔周りの毛束を少し残すことで立体感が出て、クールな印象に仕上がります。
逆光の中で髪がふわりと揺れる瞬間を撮影すると、より海外風の雰囲気が高まります。
定番スタイル②:ナチュラルダウン×外巻きカール
肩下にかけてゆるやかに流れる外巻きカールは、ナチュラルでありながら存在感のあるスタイルです。
屋外撮影でも髪が風を受けて動くたび、光が美しく反射し、立体的な印象になります。
定番スタイル③:タイトオールバック×ゴールドアクセ
あえて顔をすっきり出すオールバックスタイルもおすすめです。
シンプルなヘアにゴールドピンやメタリック素材のヘアアクセサリーをあわせると、一気に“海外のフォトマガジン”のような雰囲気に仕上がります。
ヘアオイルやスタイリング剤を使ってツヤと束感をコントロールし、風や光を味方にした髪を演出しましょう。
海外風マタニティフォト|おすすめの小物一例
海外風マタニティフォトにおすすめの小物は、「開放感」と「ドラマチックな雰囲気」を演出できるアイテムです。
たとえば、ラタンバスケットやストローハットなど自然素材の小物は屋外ロケーションと相性がよく、風を受けて揺れるストールやスカーフは動きのあるシーンを美しく引き立てます。さらに、英字ボードやメタリックアクセサリー、香水瓶などを加えると、まるで海外雑誌のようなスタイリッシュさが生まれます。
| 小物名 | 印象・効果 | おすすめシーン・使い方 |
|---|---|---|
| ストローハット・カンカン帽 | 開放的・リゾート感 | 海辺や草原の屋外ロケに最適。日よけにもなる。 |
| ストール・スカーフ(リネン・ガーゼ) | 動き・立体感・柔らかさ | 風を受けてなびかせる。お腹を包むことで柔らかな雰囲気を演出。 |
| ラタンバスケット | 自然体・ナチュラルで上品 | 花やベビーアイテムを入れて床置き構図に |
| ブランケット(ベージュ・アイボリー) | 温かみ・落ち着いた印象 | 床撮影・自宅フォト・冬の演出に |
| ドライフラワーリース | 大人っぽい・季節感 | 背景壁やスタンドに掛けて深みを出す |
| 書籍・雑誌 | 知的・海外ライフスタイル風 | ソファや机の上に置いて世界観づくり |
| メタリックアクセサリー | クール・洗練・現代的 | ヘアや手元にゴールドトーンを添える |
| 英字ボード(Baby in progressなど) | 海外トレンド・ストーリー性 | 英文メッセージで統一感を出す |
| 香水瓶・小瓶 | 高級感・光の反射効果 | 照明でキラッと光らせて奥行きを演出 |
小物の色味はベージュ・ゴールド・ホワイトなどを基調にすると統一感が出て、光と影が調和した海外風の洗練された写真に仕上がりますよ。
海外風フォトに映えるポーズ&表情のコツ
海外風マタニティフォトでは、表情やポージングに“静と動”のバランスを持たせることが大切です。
ご家族やペットと一緒に笑いあうショットや、感情を表現しすぎず、少し余白のある表情などを意識してみましょう。
正面・横・斜めの角度
- 正面:堂々とした存在感を出す。視線をカメラから外し、静かに微笑むと凛とした印象に
- 横向き:お腹のラインと背筋を意識。姿勢をしっかり伸ばすと、彫刻のようなシルエットに
- 斜め向き:光を受ける角度を意識し、頬や髪に陰影を落とすことで立体感が生まれる
以下の記事では、定番のポーズと構図の基本をご紹介しています。
→ 関連記事:シンプルでおしゃれに仕上げる|定番マタニティフォト撮影のコツ
表情づくりのポイント
海外風フォトの表情は「自然体+芯のあるまなざし」が基本です。
笑顔を抑えた穏やかな表情や、遠くを見つめる視線で“映画のワンカット”のような雰囲気を演出してみましょう。
うつむいた瞬間にできる影や、ふとした横顔も絵になるのが海外風の魅力です。上手に取り入れてみましょう。
以下の記事では、海外風を含むトレンドマタニティフォトの表情のつくり方をご紹介しています。
→ 関連記事:初めてでも安心!トレンドマタニティフォトの表情のつくり方&ポイント
撮影時の雰囲気づくり|ロケーション選びのコツ
海外風フォトの魅力は、やはりロケーション選びにあります。
海外風マタニティフォトの撮影場所として人気が高いのは、海辺や草原、石造りの建物など開放感のあるスポットです。
また、朝や夕方の“ゴールデンアワー”に撮影すると、肌や髪が温かく輝き映画のような雰囲気に、逆光で撮ると柔らかな輪郭が浮かび上がり、ドラマチックな印象をつくり出せます。
スタジオで再現する場合は、グレーやベージュの壁やドレープ生地で奥行きを持たせたり、観葉植物などの小物で雰囲気を演出するとよいでしょう。
ロケーション撮影のポイント
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 自然光の活用 | 午前中や夕方の柔らかい光は肌を美しく見せ、温かみのある雰囲気を演出します。 |
| 公園や海辺 | 広がりのある背景は解放感を与え、海外らしさが際立ちます。 |
| 海外風建物 | 洋館や異国風のカフェを背景にするだけで、雰囲気がぐっとおしゃれに仕上がります。 |
屋外撮影に不安がある場合は、スタジオが提供するロケーションプランを利用するのもおすすめです。また、屋外撮影は天候の影響を受けやすいため、撮影日の変更が難しい場合はスタジオ撮影の利用も検討してみましょう。
スタジオ撮影であっても、ヘアメイク・衣装・小物・ライティング・ポーズなどを工夫することで、海外風のマタニティフォトを撮影することは可能です。対応しているかどうか、写真館やフォトスタジオのスタッフに相談してみてくださいね。
屋外撮影の準備と注意点
屋外での撮影は、まず体調管理を第一に考えましょう。
撮影に適した時期は妊娠7〜9か月頃といわれていますが、体調にあわせて無理なくスケジュールを調整してみてください。
また、屋外は天候や時間帯によって光の表情が大きく変わるため、事前にロケハン(下見)をしておくと安心です。日陰やベンチ、トイレの位置を確認しておくと、当日の負担を減らせます。
撮影が初めての方は、基本的なアングルやポーズを事前に練習しておくと、スムーズに臨むことができます。鏡の前でポーズや立ち方を試したり、スマホで顔の角度を試し撮りして、客観的視点で確認してみるのがおすすめです。
以下の記事では、撮影方法別の料金相場と費用の内訳を解説しています。
→ 関連記事:マタニティフォトの料金相場|費用の内訳とお得に撮影する方法
細部までこだわってトレンドの海外風マタニティフォトを撮影しよう
海外風マタニティフォトでは、「光・影・動き」の3要素をバランスよく取り入れることが大切です。
衣装・ヘアメイク・小物・背景のトーンをそろえることで、統一感のある世界観が生まれます。
たとえば、ナチュラルかつ力強い印象に仕上げるなら、このような組み合わせがおすすめです。
- テラコッタドレス × ハイポニー × セミマット肌
- 白シャツ × ナチュラルウェーブ × 逆光シルエット
バランスよく要素を取り入れることで、無理なポーズをとらなくても、光や髪の動きだけで“海外映画のような美しさ”を十分に表現できます。「堂々とした自分らしさ」を大切にしながら、自由で洗練された海外風マタニティフォトにぜひ挑戦してみてください。