マタニティフォトを撮影できる写真館やフォトスタジオ選びを進めていると、基本料金の安さに惹かれる一方で、「結局、全部でいくらかかるの?」という不安を抱く方は少なくありません。
実は、マタニティフォトの満足度を大きく左右するのが「ヘアメイク」や「家族撮影」といった「追加オプション」です。
理想のイメージを叶えるためにオプションは非常に有効ですが、内容や相場を把握せずに当日を迎えてしまうと、思わぬ予算オーバーに驚いてしまうこともあります。
この記事では、マタニティフォト専門メディアとしての視点から、ヘアメイクや家族撮影、ペット同伴撮影などのオプション料金の目安と、賢い選び方のポイントを詳しく解説します。初めての撮影で何を選べばいいか迷っている人も、質の高い記念写真を残したいと考えている人も、ぜひ参考にしてみてください。
オプション料金の基本
マタニティフォトのプランは、多くの場合「撮影料+データ◯枚」といったシンプルな構成になっています。ここに自分らしさを加えたり、クオリティをあげたりするために必要となるのがオプション費用です。オプションは写真館やフォトスタジオによって様々ですが、今回は代表的な「ヘアメイク」と「家族撮影」について解説していきます。
ヘアメイク費用の目安
スタジオ撮影において、最も人気のあるオプションがヘアメイクです。
妊娠中はホルモンバランスの変化で肌荒れやむくみが気になることも多いため、プロの手を借りるメリットは非常に大きいといえます。
- フルメイク(5,000円〜10,000円程度):基礎化粧からベースメイク、ポイントメイクまで全てをプロがおこないます。撮影用のライトに映える「写真映え」するメイクを施してくれるため、仕上がりの透明感が格段に変わります。
- ポイントメイク・ヘアセット(それぞれ3,000円〜7,000円程度):ベースメイクは自分でおこない、目もとやリップ、髪型だけを整えてもらうプランです。こだわりがある人や、少しでも費用を抑えたい人に選ばれています。
撮影前に確認すべき追加料金項目として、つけまつげの持ち込み料や、編み込みや生花の使用などといった複雑なヘアアレンジに別途料金がかかるケースがあります。事前に希望のスタイルを伝え、見積もりを確認しておくと安心です。
家族撮影オプションの費用
最近では、ママひとりの写真だけでなく、パパや上のお子さまと一緒に撮る「家族写真」としてのマタニティフォトを希望するご家族も増えています。
- 同伴人数による追加料金:スタジオによって異なりますが、大人1名追加につき3,000円〜5,000円程度の追加料金が発生する場合や、家族撮影自体が別プラン(+10,000円〜)となっている場合があります。
- 家族写真のプラン例:家族全員の衣装レンタルが含まれているプランや、お子さまのヘアメイクがセットになったお得なパックを用意しているスタジオもあります。
「家族で写るのは一、二枚だけでいい」という場合であっても、集合写真用のカット数が決まっているスタジオもあるため、予約時に「家族撮影を含めた場合の最終的なカット数と料金」を確認しておきましょう。
以下の記事では、マタニティフォトの料金相場と費用の内訳を解説しています。
→ 関連記事:マタニティフォトの料金相場|費用の内訳とお得に撮影する方法
ペット同伴オプション
大切な家族の一員であるワンちゃんやネコちゃんと一緒に撮影したいというニーズも非常に高くなっています。
一緒に撮影することで、自然な笑顔が生まれたり、リンクコーデを楽しんだりと、撮影のバリエーションが広がるのも魅力です。
- ペット料金の目安:1頭につき3,000円〜10,000円程度が一般的です。清掃料や、ペット専用の撮影アシスタントが付く場合に費用が高くなる傾向があります。
- ペットと一緒に撮影する際の注意点:全てのスタジオが対応しているわけではなく、専用の時間枠が設けられていることが多いです。狂犬病の予防接種証明書の提示が必要な場合や、ケージの使用が必須となるケースもあるため、必ず事前に詳細を確認してください。ペット同伴撮影ができる写真館やフォトスタジオであっても、ペットの種類によっては制限がある場合もあるので事前に確認してから予約をすると安心です。
※料金はいずれもマタニティフォトドットコム調べ(2025年11月現在)
以下の記事では、ご夫婦・お子さま・ペットと一緒の撮影ポーズをご紹介しています。
→ 関連記事:ご夫婦・お子さま・ペットと一緒に|マタニティフォト撮影ポーズアイデア
オプション選びのポイント
限られた予算の中で「どのオプションに投資すべきか」は非常に悩ましい問題です。
納得のいく選択をするためにも「自分に必要なオプションはどれなのか」を判断する基準をいくつかご紹介します。
撮影内容と予算のバランス
オプションを選ぶ際は、「そのオプションが写真のどこに影響するか」を考えると優先順位がつけやすくなります。
| 影響するもの | 優先度 | 要素 |
|---|---|---|
| 写真のクオリティに直結するもの | 高 | ・ヘアメイク<br>・衣装のグレードアップ |
| 思い出の幅を広げるもの | 中 | ・家族撮影<br>・ペット同伴<br>・小道具のレンタル |
| 形に残す方法 | 低 | ・アルバム<br>・フォトフレーム(後日注文可能な場合が多い) |
たとえば、予算にあわせたオプションの組み合わせ方として、「衣装は持ち込みにして費用を抑え、その分プロのヘアメイクを依頼する」といった工夫が効果的です。
特にヘアメイクは、後から画像修正で対応するのが難しいため、撮影当日にプロにお願いする価値が高いオプションといえるでしょう。
悩みにあわせたおすすめオプション
初めての撮影で不安が多い人や、落ち着いた雰囲気で高品質な写真を残したい人など、状況によって選ぶべきオプションが異なります。
より撮影しやすい環境が整えられるように、自分の希望を明確にしてみましょう。
- 自然な表情を引き出したい場合:「写真に撮られ慣れていない」「緊張して表情が硬くなりそう」と不安な場合は、あえてフルメイクのオプションをつけるのがおすすめです。プロに綺麗にしてもらうことで自信が生まれ、カメラの前でリラックスした自然な笑顔が出やすくなります。
- 家族の絆を形にしたい場合:集合写真を撮影する習慣がある場合や、2人目、3人目の妊娠の場合など「家族全員での撮影オプションは外せない!」というご家庭も多いです。「今の家族の姿」を残すことは、将来お子さまが成長した際に見せられる最高のプレゼントになるでしょう。構図についても、パパとママが手を取り合ったり、上のお子さまがお腹に耳を当てたりするカットを追加することで、ストーリー性が生まれます。
以下の記事では、家族や夫婦と一緒に残す記念撮影の方法を解説しています。
→ 関連記事:マタニティフォトで思い出を残そう!家族や夫婦の記念撮影方法
予約前に確認すべきこと
当日のトラブルを避けるために、以下の2点は必ずチェックしておきましょう。
- 追加料金の有無:土日祝日の撮影料金アップや、早朝料金、特定の衣装を選んだ際のランクアップ料金など、基本プラン以外にかかる「隠れた費用」を確認しておくことが予算オーバーを防ぐことにつながります。
- 当日の持ち物や準備:メイクやヘアセットを依頼する場合、基本的にノーメイクでスタイリング剤をつけないで行くことが推奨されていますが、日焼け止めを塗ってもよいか、ヘアオイルをつけてよいかなどを確認しましょう。また、エコー写真や一緒に写したい小物がある場合、持ち込み料がかからないかを確認しておくと安心です。
予算内でオプションを活用するコツ
生涯の記念となるマタニティフォト撮影ですが、仕上がりをより理想に近づけるために「あれもこれも」と追加していくと、当初の予算を大幅に超えてしまうことがあります。
賢く費用を抑えつつ、理想を叶える方法のアイデアをご紹介します。
割引やパッケージプランの利用
多くのフォトスタジオでは、複数のオプションを組み合わせた「セットプラン」を用意しています。
- セット割:「ヘアメイク+衣装2着+全データ」のように、個別で申し込むよりも数千円から数万円安くなるパッケージです。
- キャンペーンの活用:平日限定の割引や、マタニティイベント期間中のオプション無料特典などを活用するのもおすすめです。特に平日は、スタジオが空いているためゆっくりと撮影でき、料金も抑えられるため一石二鳥となります。
以下の記事では、キャンペーンや割引の活用術を詳しく解説しています。
→ 関連記事:マタニティフォトのキャンペーン・割引活用術|お得に撮影する方法
不要なオプションの見極め
準備されているすべてのオプションが必要なわけではありません。
自分たちで準備できるものは工夫することで、コストを最小限に抑えられます。
- 小道具のDIY:ガーランドやサッシュベルト、糸電話などの小道具は、100均のアイテムを使って自分で手づくりしたり、フリマアプリで安く購入したりすることが可能です。
- データのみの購入:アルバムやフォトフレームはスタジオで購入すると高価になりがちです。まずは「全データ」のみをオプションで購入し、プリントやアルバム作成は後日、ネット注文の安いサービスを利用するという方法も、節約術として人気です。
ただし、セットとされている内容を変更することで追加料金がかかることもありますので、自己判断せず、写真館やフォトスタジオに確認することをおすすめします。
アルバムの作成も、セルフだと手間がかかったり、仕上がりがイメージと異なる場合もありますので、注意が必要です。
納得のオプション選びで思い出に残るマタニティフォトを
ヘアメイクや家族撮影などの追加オプションは、単なる「追加費用」ではなく、マタニティフォトの魅力を最大限に引き出し、撮影そのものを特別な体験に変えてくれる要素です。
まずは「これだけは譲れない」という優先順位を決め、料金相場や注意点を踏まえてプランを組み立てていきましょう。プロの技術を上手に取り入れ、家族の希望を反映させることで、予算内でも満足度の高い写真を残すことができます。
マタニティ期は、お腹に赤ちゃんがいる限られた貴重な時間です。
後悔のない選択をして、いつ見返しても心が温まるような、素敵な思い出の1枚を撮影してください。